職場にも備えが必要?最低限そろえておきたい“デスク防災”アイテム
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災害は、いつ・どこで起きるか分かりません。家での備えは意識していても、職場での準備は後回しになっていませんか?
地震や台風などの災害時、勤務中に帰宅できないことも想定し、**“デスク防災”**という考え方が注目されています。今回は、オフィスでも無理なく備えられる最低限の防災アイテムをご紹介します。
1. 食べものと飲みものは必須
まず備えておきたいのが、飲料水と軽食。
ペットボトルの水(500ml×2本程度)と、長期保存できるおやつや栄養補助食品を引き出しに入れておくだけでも安心感が違います。カロリーメイトやビスケット、チョコレートなど、ストレス時にも食べやすいものがおすすめです。
※職場に冷暖房が止まることも考えて、常温保存できる食品を選びましょう。
2. 最低限の「生活用品」も
災害時は、トイレや洗面所が使えなくなる可能性もあります。以下のアイテムは、バッグや引き出しに1セット用意しておくと便利です。
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携帯用簡易トイレ(1〜2回分)
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除菌シート・ウェットティッシュ
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マスク・絆創膏
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ポケットティッシュ
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小さめのゴミ袋(着替えや荷物の整理にも使えます)
これらは普段使いもできるので、定期的に見直してローリングストックしましょう。
3. 停電や暗がりに備えるグッズ
ビル全体の電源が止まると、真っ暗な中で行動することになります。スマホのライトでは心もとないので、小型のLEDライトや手回しライトを1つ用意しておくのが安心です。カバンや机の引き出しに入るサイズのものが便利です。
また、モバイルバッテリーもあれば安心。携帯電話の充電が切れると、安否確認や情報収集ができなくなります。
4. デスク防災は「コンパクトで続けやすく」
オフィスの引き出しやロッカーの一角に入る程度の備えでも、いざという時には大きな助けになります。
ポイントは「最低限+自分に必要なものを少し」。たとえばコンタクトレンズ利用者なら替えを1セット、服装が気になる方はストッキングやタオルなども◎。
まとめ
職場での防災対策は、「自分の身を自分で守るための備え」です。
大きなセットは不要ですが、「1日、職場にとどまることになっても困らないように」という視点でアイテムを選んでみましょう。
日常の延長でできる“デスク防災”、今日から少しずつ始めてみませんか?

